カールP1V ― シリーズ最大の変化を狙える変化特化型
シリーズの中で最も高く細長い粒形状を採用し、規定範囲ギリギリまで変化を追求した設計です。カットや前陣プレーでイレギュラーするほどの切れ味を実現し、粒高の代名詞的存在として長年支持されています。扱いにはやや慣れが必要なため、粒高初心者はP4VやP3Vから始めてステップアップするのもおすすめです。
最終更新日: 2026年8月
※プレースタイルや好みによって最適なモデルは異なります。詳しい選び方は下記をご覧ください。
「カール(CURL)」シリーズは、VICTAS(旧TSP)が展開する粒高ラバーのロングセラーシリーズです。カットマンやペン粒選手、シェーク異質攻撃選手など、相手の回転を利用してイレギュラーな変化を生み出す「粒高」を武器にするプレイヤーに、長年愛用され続けています。
裏ラバーとは逆に、ゴムの粒を外側に向けて貼るラバーです。粒が倒れることで相手の回転をそのまま返したり、逆に無回転(ナックル)のボールを送ったりと、相手が予測しにくい変化を生み出せるのが最大の特徴です。粒の高さ・太さ・スポンジの硬さの組み合わせによって、変化の大きさと安定性(扱いやすさ)のバランスが変わります。
| 商品名 | スポンジ硬度 | 価格(税込) | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|
| カールP1V | 55+3 | 3,234円 | シリーズ最大の変化を狙える変化特化型 | 商品詳細 |
| カールP2V | 55±3 | 3,234円 | 最も太く高い粒、コントロール&スピードの万能型 | 商品詳細 |
| カールP3V | 55±3 | 3,234円 | 程よい変化と安定感、編集部評価で扱いやすさNo.1 | 商品詳細 |
| カールP3αV | 55±3 | 3,234円 | P1Vに迫る変化と扱いやすさを両立 | 商品詳細 |
| カールP4V | 20.0±3 | 3,234円 | カットマン向けの柔らかいスポンジで操作性向上 | 商品詳細 |
| カールP5V | 55±3 | 3,234円 | P1Vと同形状をゴム質硬めに、攻撃重視の変化抑制型 | 商品詳細 |
※VICTASはカールシリーズ全体に共通する「スピード・変化量」の統一数値を公式には公開していません。スポンジ硬度のみ公式値、それ以外は公式の製品説明文に基づく特徴です。
※価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。
横軸は「変化量の大きさ」、縦軸は「安定性・扱いやすさ」を表しています。
※この図の数値は、各商品の公式説明文をもとにした卓球99.com編集部による5段階の相対評価の目安であり、メーカー公式の測定値ではありません。
カールシリーズは元々「TSP」ブランドの製品でしたが、VICTASとTSPが統一ブランドとなったタイミングで名称が一新されました(カールP-1R→P1V、P-2→P2V、P-3→P3V、P-3αR→P3αV、P-4→P4V、P-H→P5V)。名前は変わっても、基本設計や個性は受け継がれており、2026年8月時点では6モデルを掲載しています(商品シリーズは今後、廃番や仕様変更が発生する可能性があります)。
中でもP4Vは、2010年に「カットマンのためのカール」として世界で活躍した松下浩二氏監修のもとで開発された経緯があります(※VICTAS公式情報をもとに掲載)。カットマン向けラバーとして高い信頼を得ています。
| 旧名称 | 現行名称 |
|---|---|
| カールP-1R | カールP1V |
| カールP-2 | カールP2V |
| カールP-3 | カールP3V |
| カールP-3αR | カールP3αV |
| カールP-4 | カールP4V |
| カールP-H | カールP5V |
「変化」「安定性」の違いを生む粒形状の傾向を一覧にまとめました。
| モデル | 粒の特徴 | 変化 | 安定性 | 主な用途 |
|---|---|---|---|---|
| P1V | 高く細長い | 大 | 低め | カット・変化 |
| P2V | 太く高い | 中 | 高め | 攻守 |
| P3V | 太く短め | 中 | 非常に高い | ブロック・攻撃 |
| P3αV | 細長くP1Vより低め | 大 | 中 | 前陣異質 |
| P4V | P1V系(高く細長い)+柔らかいスポンジ | 大 | 高め | カット |
| P5V | P1V系(高く細長い)+硬めのゴム質 | 小 | 高め | 攻撃 |
横軸は「粒の太さ」、縦軸は「粒の高さ」の傾向を表しています。高く細いほど変化寄り、低く太いほど安定・攻撃寄りになる傾向があります。
※粒の高さ・太さの正確な実測値は公表されていないため、各商品の公式説明文をもとにした卓球99.com編集部による相対的な位置関係です。P4V・P5VはP1Vと粒の形状自体は共通で、スポンジの硬さやゴム質が異なります(図では見やすさのためP1V付近にずらして配置しています)。
P1V
高く細い=変化寄り
P2V
太く高い=攻守万能
P3V
低く太い=安定寄り
P3αV
細長くP1Vよりやや低め
P4V
P1V系+柔らかいスポンジ
P5V
P1V系+硬めのゴム質
| プレースタイル | 第1候補 | 第2候補 | 第3候補 |
|---|---|---|---|
| カットマン | P4V | P1V | P3αV |
| ペン粒 | P3V | P2V | P5V |
| シェーク異質攻撃 | P5V | P3V | P2V |
| 前陣ブロック | P3V | P2V | P3αV |
| 変化重視 | P1V | P3αV | P4V |
| 攻撃重視 | P5V | P2V | P3V |
| 初めての粒高 | P3V | P2V | P4V |
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。
シリーズの中で最も高く細長い粒形状を採用し、規定範囲ギリギリまで変化を追求した設計です。カットや前陣プレーでイレギュラーするほどの切れ味を実現し、粒高の代名詞的存在として長年支持されています。扱いにはやや慣れが必要なため、粒高初心者はP4VやP3Vから始めてステップアップするのもおすすめです。
シリーズの中で最も太く高い粒形状を採用した表ソフトに近い変化系ラバーです。攻撃では威力を出しやすく、ブロックやカットでも安定感のある変化プレーが可能。攻守両方をバランス良くこなしたい選手におすすめです。
やや低めで太く短い粒形状により、程よい変化と安定感を両立したモデルです。ミート打ちなどの弾く技術もやりやすく、表ソフトに近い打球感でナックル性のボールも出せます。「初めての粒高」として最もおすすめしやすい1枚です。
シリーズの中でも最も細長い粒形状を採用しつつ、高さはP1Vよりやや低めに設計されています。P1Vに近い大きな変化を生みながら、扱いやすさが向上しているのが特徴です。プッシュやカットブロックなど前陣異質系の技術に威力を発揮します。
P1Vをベースに、カットマン向けに最適化されたモデルです。シリーズの中でも柔らかめのスポンジを採用し、従来の切れ味と変化はそのままに、ツッツキや攻撃の安定性を向上させています。2010年に松下浩二氏監修のもとで開発された、カットマンのための1枚です(※VICTAS公式情報をもとに掲載)。
P1Vと同じ粒形状を採用しながら、ゴム質を硬めに設計したモデルです。粒の倒れ具合による変化幅をあえて抑えることで、プッシュや強打のスピードと操作性を高めています。変化よりもスピード重視の異質攻撃選手におすすめです。
「P1VとP3V、どっちがいい?」という質問に、比較表でお答えします。
| 項目 | P1V | P3V |
|---|---|---|
| 変化 | ◎◎ | ○ |
| 安定性 | △ | ◎◎ |
| 扱いやすさ | △ | ◎◎ |
| ブロック | ○ | ◎ |
| カット | ◎ | ○ |
| 攻撃 | ○ | ◎ |
| 粒高初心者 | △ | ◎ |
変化を最優先するなら「P1V」、扱いやすさを重視するなら「P3V」が候補になります。
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。
どちらも細長い粒形状で大きな変化を生み出せる点は共通していますが、粒の高さや扱いやすさに違いがあります。
| 項目 | P1V | P3αV |
|---|---|---|
| 変化 | ◎◎ | ◎ |
| 扱いやすさ | △ | ○ |
| カット | ◎ | ◎ |
| 前陣プレー | ○ | ◎ |
「P1Vは扱いが難しそう」と感じる方は、変化の大きさを保ちながら扱いやすさが向上した「P3αV」から試すのもおすすめです。
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。
どちらもバランスの良いモデルですが、方向性が異なります。
| 項目 | P2V(万能型) | P3V(安定型) |
|---|---|---|
| 変化 | ○ | ○ |
| 安定性 | ◎ | ◎◎ |
| 攻撃 | ◎ | ○ |
| ブロック | ◎ | ◎ |
| 粒高初心者 | ○ | ◎◎ |
攻撃面も含めてバランス良く使いたいなら「P2V」、粒高としての安定感・扱いやすさを最優先するなら「P3V」がおすすめです。
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。
P4VはP1Vをベースに、カットマン向けに柔らかいスポンジを採用したモデルです。「カットマンだけど、P1VとP4Vどっちがいい?」という疑問にお答えします。
| 項目 | P4V | P1V |
|---|---|---|
| 変化 | ◎ | ◎◎ |
| 安定性 | ◎ | △ |
| カット | ◎◎ | ◎ |
| 粒高初心者 | ○ | △ |
カットマンで安定感や操作性を重視するなら「P4V」、多少扱いにくくても最大限の変化を求めるなら「P1V」が候補になります。
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。
カールシリーズは裏ラバーと違い、どちらの面に貼るかが非常に重要です。一般的な傾向を表にまとめました。
| モデル | フォア | バック |
|---|---|---|
| P1V | ○ | × |
| P2V | ○ | × |
| P3V | ○ | ×× |
| P3αV | ○ | × |
| P4V | ×× | ×× |
| P5V | ○ | ×× |
表は一般的な戦型を想定した目安です。「カットマンではなく、シェーク異質攻撃で使えますか?」でも触れている通り、P2V・P3V・P5Vはバック面での異質攻撃プレーにも使われています。戦型やラケットによって最適な面は変わるため、あくまで参考としてご覧ください。
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。
| 戦型 | ラケット傾向 | カール候補 |
|---|---|---|
| ペン粒 | 守備~バランス | P3V / P2V |
| シェーク異質 | 5枚・7枚合板 | P3V / P5V |
| 前陣異質攻撃 | 弾みのあるラケット | P5V / P2V |
| カットマン | 守備用ラケット | P4V / P1V |
※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による組み合わせ評価です。
VICTAS公式サイトでは、契約選手による使用コメントが公開されています。
用具は選手のコンディションによって変更されることがあるため、あくまで参考情報としてご覧ください。
裏ソフトなどから初めて粒高へ移行する方には「カールP3V」または「カールP4V」(カットマンの場合)がおすすめです。程よい変化と安定感のバランスが良く、粒高特有の感覚に慣れやすいモデルです。慣れてきたら、より変化の大きい「P1V」や「P3αV」にステップアップするのも良いでしょう。
粒高ラバー自体は扱いにコツが要るため、卓球を始めたばかりの方には裏ソフトラバーでの基礎打ち習得を先におすすめすることが多いです。基礎打ちがある程度安定してから、カールシリーズ(特にP3V・P4V)に挑戦するのがおすすめです。
はい、可能です。特に「P2V」「P3V」「P5V」は前陣でのプッシュやブロック、攻撃的なプレーとの相性が良いモデルです。バック面に貼って、フォアの攻撃と組み合わせる戦型で広く使われています。
変化の大きさとP1Vよりの扱いやすさの違いです。詳しくは「カールP1V vs P3αV」の比較表もご覧ください。
粒高ラバーは裏ラバーに比べて劣化が緩やかな傾向がありますが、それでも使用頻度に応じて粒のへたりが進みます。以下のような変化が見られたら、交換を検討する目安になります。
使用後は保護フィルムでシートを覆い、乾燥・直射日光を避けた場所で保管することをおすすめします。
P1Vは変化特化型で最も高く細長い粒形状、P2Vは太く高い粒形状の万能型、P3Vは太く短い粒形状で最も扱いやすい安定型です。詳しくは「モデル別 特徴比較表」「粒形状比較表」もご覧ください。
「P1V」です。シリーズの中で最も高く細長い粒形状を採用しており、規定範囲ギリギリまで変化を追求した設計になっています。
卓球99.com編集部の評価では「P3V」が最も扱いやすいモデルです。程よい変化と安定感のバランスが良く、粒高特有の感覚に慣れやすいのが特徴です。
まずは柔らかいスポンジで操作性を高めた「P4V」がおすすめです。より大きな変化を求める場合は「P1V」も候補になります。詳しくは「カールP4V vs P1V」の比較もご覧ください。
扱いやすさを重視するなら「P3V」、攻守のバランスを重視するなら「P2V」がおすすめです。詳しくは「カールに合うラケット」もご覧ください。
P1Vと同じ粒形状をゴム質硬めに設計し、変化幅をあえて抑えたモデルです。変化よりもスピード・攻撃を重視する、前陣での異質攻撃型の選手におすすめです。
粒の高さ・太さ・スポンジの硬さの組み合わせによって違いが生まれます。詳しくは「粒形状比較表」「粒形状マップ」で6モデルの傾向をまとめていますのでご覧ください。
P1V・P2V・P3V・P3αV・P5Vは55±3(P1Vのみ55+3)、カットマン向けのP4Vのみ20.0±3と、他のモデルよりかなり柔らかく設計されています。詳しい数値は「カール全6種 比較表」をご覧ください。
TSPブランドからVICTASブランドへの統一に伴う名称変更で、基本設計や個性は受け継がれています。詳しくは「カール旧モデルと現行モデルの対応表」もご覧ください。
現在の「カールP5V」にあたります。旧名称との対応関係は「カール旧モデルと現行モデルの対応表」でご確認いただけます。
実際にカール・シリーズを購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。
前陣攻守
思った通りの長さにコントロールできるのが魅力です。攻撃的なプッシュもライジングで捉えやすく、前陣でのラリー戦がとても楽になりました。シニア層にも扱いやすい
2026年8月9日
商品詳細を見る打ち分けがしやすい
コートの奥深くに低く収まります。ブチ切れカットとナックルカットの打ち分けが容易で、ミスをせず粘り勝ちたいカットマンにいいですよ!
2026年7月22日
商品詳細を見る相手の回転の影響を受けにいかな
レシーブの安心感はピカイチ。反面、球質が素直になりがちで、慣れた相手には綺麗に強打されてしまいます。自分で変化つけながら、惑わすと面白いです。
2025年11月7日
商品詳細を見る攻撃力もできるんです
粒高なのに攻撃がやりやすいです。バックハンドでのプッシュは、直線的で鋭い弾道になり相手が嫌がります。そしてバックハンドのドライブもしっかり回転を入れていけば打てます
2025年9月21日
商品詳細を見る優等生
ブロックの止めやすさと低空飛行の弾道は文句なしに素晴らしいです。ただ、勝手にイレギュラーするような劇的な変化は少ない印象です
2024年12月24日
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