フェイントOX・ソフト・ロング2・ロング3を徹底比較|違い・選び方

最終更新日: 2026年8月(2026年8月時点の現行4タイプを掲載。商品シリーズは今後、廃番や仕様変更が発生する可能性があります)

結論:フェイントはどれがおすすめ?

目的・戦型おすすめ
最大級の変化を狙いたいフェイントOX
安定した守備・ブロックフェイントソフト
カットで変化と安定性を両立フェイントロング2
柔らかさ・コントロール重視フェイントロング3
初めての粒高ロング3 / ソフト
カットマンロング2 / ロング3
前陣攻守ソフト
変化重視のペン粒OX

※「おすすめ」は公式評価ではなく、卓球99.com編集部の選定基準です。詳しい違いは以下で解説します。

「フェイント」は、1976年の発売以来、半世紀以上にわたって愛され続けているバタフライの粒高ラバー(ツブ高ラバー)シリーズです。カットマンや前陣攻守型、異質攻撃型の選手を中心に、世界中のプレイヤーに支持されるロングセラーで、「OX」「ソフト」「ロング2」「ロング3」の4タイプが現行商品として展開されています。フェイントは、変化を重視するならOX、安定性を重視するならソフト、変化と安定性のバランスならロング2、柔らかさと安定性を重視するならロング3、と考えると選びやすくなります。

粒高ラバーとは?

裏ラバーとは逆にゴムの粒を外側に向けて貼るラバーです。粒が倒れることで相手の回転をそのまま返したり、逆に無回転(ナックル)のボールを送ったりと、相手が予測しにくい変化を生み出せるのが特徴です。バタフライは各商品ごとに「安定性」と「変化」という2つの指標を公式に発表しており、この2軸で個性を比較できます。

注意点として、粒高ラバーにおける「変化」は、裏ラバーのように自分で強い回転をかけられるという意味ではありません。相手の回転を利用する、回転を反転させる、ナックルを出す、粒の倒れによって変化するなど、裏ソフトとは違う種類の「変化」です。「変化8」という数値も、自分で強い回転をかけられるという意味ではない点にご注意ください。

フェイントの歴史

フェイントは1976年から続くバタフライのロングセラー粒高ラバーです。歴史の長さは、それだけ多くの選手に選ばれ、改良が重ねられてきた証でもあります(詳しい沿革はバタフライ公式サイトもご参照ください)。

なお、フェイントソフトとロング3は公式評価で共に安定性8ですが、変化はソフトが2、ロング3が3と異なります。さらに粒形状や製品設計の違いによって、実際の打球感にも違いがあります。安定性の数値が同じだからといって、打球感まで同じというわけではない点にご注意ください。

フェイント全4タイプ 比較表

商品名 安定性 変化 スポンジ硬度 価格(税込) 特徴
フェイントOX 4 8 スポンジなし 1,524円 半世紀以上愛されるロングセラー、変化重視 商品詳細
フェイントソフト 8 2 25 1,694円 安定性重視、前陣攻守型・カット主戦型向け 商品詳細
フェイントロング2 5 5 38 1,948円 変化幅と安定性を両立、カット主戦型の定番 商品詳細
フェイントロング3 8 3 25 2,117円 変化幅最大級、柔らかスポンジで安定性も両立 商品詳細

※安定性・変化はバタフライ公式発表の指標(各10点満点の目安)です。
※価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。

バタフライ公式「安定性×変化」マップで4種類を比較

横軸は「変化の大きさ」、縦軸は「安定性」を表しています。

スポンジ硬度×変化のマップ

スポンジ硬度と変化の関係を見ると、ソフト・ロング2・ロング3の傾向がより分かりやすくなります。

※OXはスポンジを持たない一枚ラバーのためスポンジ硬度の数値がなく、本グラフには含めていません。

フェイント全4タイプ 個別解説

フェイントOX ― 半世紀以上愛されるロングセラー

変化特化型 安定性 4 変化 8

1976年発売、スポンジを持たない「一枚ラバー」タイプです。軽量で反発力が低く、変化(予想外な打球の出やすさ)を生かしたプレーにおすすめです。バタフライの粒高ラバーの中では最も低価格な1枚です。ただし、粒高としては扱いに技術を要する面もあるため、粒高の基本的な操作に慣れている選手が、さらに変化を追求したい場合に適したモデルといえます。

OXの特徴内容
スポンジなし
重量軽量
反発低め
変化大きい
ナックル出しやすい
攻撃技術が必要
守備変化重視
向いている戦型ペン粒・変化型など

※「ナックルが出しやすい」等の項目は、卓球99.com編集部による評価です。

OX

フェイントソフト ― 安定性重視のバランス型

安定型 安定性 8 変化 2 硬度 25

フェイントシリーズの中で最も安定性に優れたモデルです。相手のスピンやスピードに影響されにくく、強烈なドライブも容易にはね返すことができます。「粒高らしい大きな変化」よりも、ミスを減らしながら前陣で安定して返球することを重視したモデルで、ナックル性やカット性のショートにも向いています。前陣攻守型や、安定性を重視するカット主戦型におすすめです。

フェイントロング2 ― 変化幅と安定性を両立

バランス型 安定性 5 変化 5 硬度 38

ツブの細長さ(アスペクト比)を国際ルールで許される限界に設計し、変化を求めつつ安定性とのバランスにも優れています。「相手の回転を利用して大きな変化を返す」タイプのラバーで、台上からの攻撃や粒高プッシュを多用する選手にもおすすめです。長年カット主戦型の選手に選ばれてきた定番モデルです。

フェイントロング3 ― 変化幅最大級、柔らかスポンジで安定性も両立

変化型 安定性 8 変化 3 硬度 25

ツブの細長さをルールで許される限界に保ったまま、ツブが適度に倒れるよう形状や硬度を設計したモデルです。スポンジ硬度25度という柔らかさが特徴で、粒高ラバーでありながら球持ちが良く、コントロールしやすいのが魅力です。「自分でコントロールして変化を出す」タイプのラバーで、スポンジ硬度25度で柔らかく、安定性8と高いため、粒高特有の打球感に慣れるまでのコントロールを重視したい選手にもおすすめです。

フェイントはスポンジ厚でどう変わる?

カールでは粒形状が重要でしたが、フェイントではスポンジの有無・厚さによる構造の違いが性能を大きく左右します。

スポンジ特徴
OX(スポンジなし)軽量・低反発・変化重視
超ゴクウスOXとスポンジありの中間
薄~中厚コントロール・攻撃性を高めやすい

同じ「ロング2」「ロング3」でも、スポンジ厚によって打球感・反発・重量・扱いやすさが変わります。ロング2は「OX/通常(中厚)/超ゴクウス」、ロング3は「OX/通常(薄)/超ゴクウス」の3種類の厚さが用意されており、薄いほどコントロール重視、厚いほど威力・安定重視の傾向があります。

フェイントシリーズ

OX

スポンジなし

低反発・軽量

変化重視

スポンジあり

薄・超ゴクウス

コントロール

中厚

威力・安定

※厚さによる打球感の変化は、卓球99.com編集部による一般的な傾向の目安です。

フェイントロング2とロング3の違い|どちらがおすすめ?

項目ロング2ロング3
安定性58
変化53
硬度3825
打球感硬め柔らかめ
コントロール
カット
初心者
上級者
相手の回転利用◎◎
自分で変化を作る◎◎

変化を優先するなら「ロング2」、安定性・コントロールを優先するなら「ロング3」がおすすめです。

※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。

フェイントOXとスポンジありの違い

OXと、ソフト・ロング2・ロング3といった「スポンジあり」タイプとの根本的な違いを整理しました。

項目OXスポンジあり
重量軽い重い
反発低い高い
変化◎◎
安定性
攻撃○~◎
ブロック
ナックル○~◎
カット

より鋭い変化やナックルを追求したい方はOX、扱いやすさや威力も重視したい方はスポンジありがおすすめです。

※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。

フェイントOXとフェイントロング2 OXの違い

どちらも「OX」の名がつきますが、性格が異なります。

項目フェイントOXロング2 OX
変化◎◎
安定性○~◎
特徴変化特化変化+バランス
カット
ペン粒
カット攻撃

※評価は卓球99.com編集部基準です。

フェイントソフト vs ロング3の違い

どちらも公式評価で安定性8ですが、性格は異なります。

項目ソフトロング3
変化23
スポンジ硬度2525
カット
ブロック
攻撃
初心者

※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。

戦型別フェイントおすすめ

戦型第一候補第二候補
カット主戦ロング2ロング3
カット+攻撃ロング2ロング3
前陣攻守ソフトロング3
ペン粒変化型OXロング2
異質攻撃ロング3ロング2
ブロック重視ソフトロング3
ナックル重視OXロング2

ラケット形状別の目安

ペン粒ならどれ? OX / ロング2

シェークのバック粒なら? ソフト / ロング3 / ロング2

※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。

フェイントに合うラケット

戦型ラケット傾向フェイント
ペン粒変化型反発控えめOX
前陣ブロックバランス型ソフト
カットマン守備用ロング2 / ロング3
カット+攻撃やや弾むロング2
初めての粒高守備~バランスロング3

※粒高ラバーはラケットとの相性が重要です。本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による組み合わせ評価です。

フェイント vs カール ― 違いは?

どちらも粒高ラバーの定番シリーズとして比較されることの多い2つです。

項目フェイントカール
メーカーバタフライVICTAS
種類4タイプ6タイプ
変化
安定性○~◎○~◎
カット
ペン粒
初心者向けロング3などP3Vなど
選択肢の幅4種類6種類

どちらも粒高ラバーとして高い実績があり、優劣というより好みや打球感の違いで選ばれる傾向にあります。より多くのバリエーションから選びたい方はカール、シンプルな4タイプから選びたい方はフェイントが候補になります。

※本表は公式データではなく、卓球99.com編集部による評価です。

フェイント選び方ガイド Q&A

初めて粒高ラバーを使う選手には、どれがおすすめですか?

「フェイントロング3」または「フェイントソフト」がおすすめです。どちらも安定性8と高く、粒高特有の感覚に慣れやすいモデルです。慣れてきたら、より変化の大きい「フェイントロング2」や「フェイントOX」にステップアップするのも良いでしょう。なお、これは卓球そのものの初心者に粒高をすすめる話ではなく、裏ソフト等の経験がある選手が初めて粒高に挑戦する場合を想定しています。

ロング2とロング3、どちらを選べばいいですか?

変化幅と安定性のバランスを取りたいなら「ロング2」。柔らかいスポンジでより高い安定性とコントロールを求めるなら「ロング3」がおすすめです。「相手の回転を利用して大きな変化を返す」のがロング2、「自分でコントロールして変化を出す」のがロング3、という違いで覚えると選びやすいです。

OXと通常(スポンジあり)は何が違いますか?

OXはスポンジを持たない「一枚ラバー」で、軽量・低反発が特徴です。スポンジありのタイプは、そのぶん威力や安定性が増しますが、重量も増えます。より鋭い変化やナックルを追求したい方はOX、扱いやすさや威力も重視したい方はスポンジありがおすすめです。

ラバーの寿命はどのくらいですか?

粒高ラバーは裏ラバーに比べて劣化が緩やかな傾向がありますが、それでも使用頻度に応じて粒のへたりが進みます。使用後は保護フィルムでシートを覆い、乾燥・直射日光を避けた場所で保管することをおすすめします。

フェイントOXとロング2 OXの違いは何ですか?

どちらもスポンジなしのOXタイプですが、フェイントOXは変化特化型、ロング2 OXは変化とバランスを両立したモデルです。詳しくは「フェイントOXとフェイントロング2 OXの違い」もご覧ください。

フェイントOXは初心者でも使えますか?

OXは粒高としては扱いに技術を要する面があるため、粒高の基本的な操作にある程度慣れている選手が、さらに変化を追求したい場合に向いています。初めて粒高に挑戦する方には、扱いやすい「ロング3」や「ソフト」がおすすめです。

フェイントで一番変化が大きいのはどれですか?

公式評価で変化8の「フェイントOX」が最も変化が大きいモデルです。

フェイントで一番安定しているのはどれですか?

公式評価で安定性8の「フェイントソフト」「フェイントロング3」が最も安定性の高いモデルです。両者の違いは「フェイントソフト vs ロング3の違い」をご覧ください。

フェイントはカットマンならどれがおすすめですか?

カット主戦型には「ロング2」、より安定性を重視するなら「ロング3」がおすすめです。詳しくは「戦型別フェイントおすすめ」もご覧ください。

フェイントはペン粒ならどれがおすすめですか?

変化重視のペン粒には「OX」、変化と安定性のバランスを求めるなら「ロング2」がおすすめです。

フェイントはバック粒に向いていますか?

はい、シェークのバック粒としては「ソフト」「ロング3」「ロング2」が使われています。戦型によって適したモデルが異なりますので、「戦型別フェイントおすすめ」もご参照ください。

ロング2のOX・超ゴクウス・中厚の違いは何ですか?

スポンジの有無・厚さによる違いです。OXは軽量・低反発で変化重視、超ゴクウスはOXとスポンジありの中間、通常(中厚)はコントロール・攻撃性を高めやすい厚さです。詳しくは「フェイントはスポンジ厚でどう変わる?」もご覧ください。

ロング3のOX・薄・超ゴクウスの違いは何ですか?

ロング2と同様、スポンジの有無・厚さによる違いです。薄いほどコントロール重視、厚いほど威力・安定重視の傾向があります。

フェイントに合うラケットはありますか?

粒高ラバーはラケットとの相性が重要です。詳しくは「フェイントに合うラケット」もご覧ください。

フェイントとカールの違いは何ですか?

どちらも粒高ラバーの定番シリーズですが、メーカー(バタフライ/VICTAS)やラインナップ数が異なります。詳しくは「フェイント vs カール」もご覧ください。

フェイントを使った方の口コミ

実際にフェイントを購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。

フェイントSOFT フェイントソフト ★★★★★☆☆

守備も攻撃も安心できる一本

手のドライブに押されにくくなり、ブロックがすごく安定しました。変化は派手ではないけれど、コースを突けば十分得点につながります。前陣でつなぎながらカウンターを狙う自分のスタイルに合っていて、練習試合の勝…

2026年7月31日

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フェイントLONG2 フェイントロング2 ★★★★★☆☆

良くも悪くも素直な球が出やすい

ブロックやレシーブの安定感は文句なしで、相手のサーブに振り回されることが減りました。ただ、ツブ高ラバーにありがちな「予測不能なぐにゃっとした変化」は少なめ ミスを減らす守備的なプレーには最適です…

2026年7月13日

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フェイントLONG2 フェイントロング2 OX ★★★★★☆☆

安定して試合が楽

相手ドライブのブロックが安定しつつ変化も出せるようになりました。特に横回転サーブにツッツキで返したときのナックル気味の変化が面白く、相手がネットミスしやすくなったと感じます

2026年6月19日

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フェイントSOFT フェイントソフト ★★★★★☆☆

扱いやすい

ミスは減ってラリーにはとても強くなりましたが、相手が慣れてくると変化だけで崩すのは難しく感じます。守備重視で安定感を求める人には良いです

2025年9月1日

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フェイントLONG2 フェイントロング2 OX ★★★★★☆☆

変化量はほどほど

ブロックやプッシュが思ったところに飛びます。相手から「やりにくいけど、全然当たらないほどではない」と言われることが多く、安定と変化の中間くらいの粒高という印象です。

2025年6月25日

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フェイントLONG2 フェイントロング2 ★★★★★☆☆

コントロールが抜群

相手の強烈なドライブに対してもラケットをしっかり振れば、コートの深いところに低く収まってくれます。ツブが適度に倒れる感覚が掴みやすく、ツブ高特有の「勝手に変化する」面白さが実感できます

2025年6月24日

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