マークV ― 1969年発売、元祖高弾性高摩擦ラバー
シリーズの原点にして、全てのマークVシリーズの基準(10)となるラバーです。スピード・スピン・コントロールを高いレベルでバランスよく搭載しており、これまで数多くのタイトルを獲得してきました。初心者の1枚目としても、基礎技術を身につけるのに最適なラバーとして今なお高く評価されています。
最終更新日: 2026年8月
「マークV(ファイブ)」は、1969年の発売以来、半世紀以上にわたって愛され続けているヤサカの元祖高弾性高摩擦ラバーです。「勝利(VICTORY)の印(MARK)」を語源とする通り、これまで数多くのタイトルを獲得してきたチャンピオンラバーで、ヤサカの全ラバーは「マークVを10とした場合の性能値」を基準に評価されています。硬さや弾みの違いによる派生モデルから、テンション技術を融合した現代版まで、全7種類をこのページで徹底比較します。
初めてテンションラバーを使う前に、マークVとの違いを知りたい方はエクステンド徹底比較ページもご覧ください。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 初めてマークVを使う | マークV |
| 基礎技術・安定性重視 | マークV |
| とにかく柔らかくしたい | マークV 30° |
| 硬めで速い球を打ちたい | マークV M2 |
| 微粘着系を使いたい | マークV AD / XS |
| マークVの感覚+現代的な反発 | HPS |
| HPSより扱いやすさ重視 | HPSソフト |
※卓球99.com編集部による用途別分類です。
マークV / M2 / 30°
AD / XS
HPS / HPSソフト
| 商品名 | タイプ | スピード | スピン | コントロール | スポンジ硬度 | フォア | バック | おすすめレベル | 価格(税込) | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| マークV | バランス | 10 | 10 | 10 | 40~45° | ◎ | ◎ | 初心者~中級 | 2,277円 | 1969年発売、元祖高弾性高摩擦ラバー | 商品詳細 |
| マークV M2 | パワー | 11 | - | 9 | 45~50° | ◎◎ | ○ | 中級~上級 | 2,393円 | パワーヒッター用、硬質スポンジで早い球離れ | 商品詳細 |
| マークV AD | 微粘着 | - | - | - | 非公開 | ○ | ○ | 中級~上級 | 2,393円 | 微粘着性シート、マークVの使いやすさを継承 | 商品詳細 |
| マークV 30° | コントロール | 9 | 11 | 11 | 30~35° | ○ | ◎◎ | 初心者~中級 | 2,393円 | コントロールと球持ちの良さを追求した特化型 | 商品詳細 |
| マークV XS | 微粘着 | - | - | - | 非公開 | ○ | ○ | 中級~上級 | 2,393円 | 微粘着性シート、回転を抑え弾性を重視 | 商品詳細 |
| マークV HPS | テンション | 12 | 10 | 10 | 40~45° | ◎◎ | ○ | 中級~上級 | 2,992円 | 新開発HPS搭載、現代卓球に適応した新基準ラバー | 商品詳細 |
| マークV HPS ソフト | テンション | 11 | 10 | 10 | 35~40° | ◎ | ◎ | 初級~中級 | 2,992円 | HPSのソフト版、食い込みやすく使いやすさアップ | 商品詳細 |
※スピード・スピン・コントロールはヤサカ公式発表の「マークVを10とした場合の性能値」です。これは他社ラバーと比較した絶対値ではなく、マークVを基準値「10」とした相対評価のため、例えば「スピード12だから12倍速い」という意味ではありません。AD・XSは、性能が低いから「-」なのではなく、当ページで確認できるヤサカ公式の相対性能値が明記されていないため数値比較をしていません。詳しくは各商品ページでご確認ください。
※価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。
※フォア・バックの向き、おすすめレベルは、卓球99.com編集部が公表スペック・硬度等をもとに判断した目安評価です。メーカー公表の実測値ではありません。
※公式性能値が確認できないAD・XSは、以下の数値グラフの対象外です。AD・XSについては数値ではなく、シート特性・打球感・用途を比較表でご確認ください。
※公式数値が公開されている5モデル(マークV・M2・30°・HPS・HPSソフト)を比較しています。
※AD・XSは公式に硬度の数値が公表されていないため、このグラフには含めていません。硬度が公表されている5モデルは「30°→HPSソフト→マークV/HPS→M2」の順に硬くなります。
※M2はスピンの公式数値が公表されていないため、その項目のみ表示されません。
マークVという名前の由来には、興味深いエピソードがあります。当時、高性能なラバーを生み出したヤサカは、このラバーを「勝利の印」だと考え、「勝利(VICTORY)の印(MARK)」を略して「V MARK」と名付けるアイデアが生まれました。その後、語呂の良さから「MARK V」となり、ローマ数字の「V」を英語読みして「マークファイブ」という名前で発売されたのが1969年のことです。
発売から半世紀以上が経過した今もなお、ヤサカの全ラバーはこのマークVを基準(10)とした相対値で性能表示されており、まさに「原点にして頂点」と呼ぶにふさわしい存在です。スピード・スピン・コントロールを高いレベルでバランスよく搭載した、天然ゴム主体の非テンション系ラバーで、基礎技術の習得にも適しています。
その後、様々なニーズに応えるため、硬めのスポンジを使うパワーヒッター向けの「M2」、微粘着性シートを採用した「AD」「XS」、柔らかいスポンジでコントロール性能を高めた「30°」といった派生モデルが登場しました。さらに近年では、新開発の「HPS(ハイブリッド パワー スポンジ)」を搭載し、マークVの感触を保ちながら現代卓球に対応する反発力を実現した「HPS」「HPSソフト」も加わり、シリーズは今なお進化を続けています。
| 項目 | 高弾性 | テンション |
|---|---|---|
| 強み | 控えめ | 強い |
| コントロール | しやすい | モデルによる |
| 基礎練習 | ◎ | ○ |
| 強打 | ○ | ◎ |
| 代表 | マークV | HPS |
※編集部評価。マークVシリーズの中では、マークV・M2・30°・AD・XSが非テンション系(高弾性)、HPS・HPSソフトがテンション系です。
シリーズの原点にして、全てのマークVシリーズの基準(10)となるラバーです。スピード・スピン・コントロールを高いレベルでバランスよく搭載しており、これまで数多くのタイトルを獲得してきました。初心者の1枚目としても、基礎技術を身につけるのに最適なラバーとして今なお高く評価されています。
より硬めのスポンジ(硬度45~50度)を使う、パワーヒッター向けのモデルです。マークVのグリップ感を活かしながらも、より早い球離れを実現しており、よりハードな打球感を求める選手におすすめです。
マークV M2は、通常のマークVより硬いスポンジを採用し、より速い球離れを求める選手向けのモデルです。マークVの扱いやすさよりも、強いインパクトでのスピードや直線的な打球を重視するならM2が候補になります。
微粘着性シートを採用したモデルです。従来の粘着性ラバーよりも回転を抑えて弾性を重視しており、マークVならではの使いやすさを引き継いでいます。粘着ラバーの回転感を活かしつつ、扱いやすさも求める選手におすすめです。
マークVのスポンジを柔らかくし、コントロール性能を向上させたモデルです。スピードを犠牲にしてでも、コントロールと安定性、球持ちの良さを極限まで追求した特化型ラバーで、力がなくても食い込ませやすいため初級者にもぴったりです。
マークV ADと同じく微粘着性シートを採用したモデルです。従来の粘着性ラバーよりも回転を抑えて弾性を重視した設計で、マークVの使いやすさを引き継いでいます。純粋な粘着ラバーほどの回転量はいらないが、粘着ラバー特有の変化やコントロール性は活かしたい選手におすすめです。
マークVのシートに、新開発の「ハイブリッド パワー スポンジ(HPS)」を搭載したモデルです。マークVの感触と使いやすさを残したまま反発力を高めており、進化した現代卓球に適応すべく開発された、高弾性裏ソフトの新基準ラバーです。マークVから、より威力のあるラバーへステップアップしたい選手におすすめです。
「マークV HPS」のソフトスポンジバージョンです。インパクト時にボールがより食い込みやすくなっており、反発力を高めながらも抜群の使いやすさを誇ります。HPSよりも攻撃時の威力はやや落ちますが、その分ブロックやミート系技術の安定性が高まるため、攻撃的なオールラウンドプレーヤーにおすすめです。
| 項目 | マークV | HPS |
|---|---|---|
| タイプ | 高弾性 | テンション |
| スピード | 10 | 12 |
| スピン | 10 | 10 |
| コントロール | 10 | 10 |
| 硬度 | 40~45° | 40~45° |
| 特徴 | バランス | 反発力 |
| 向いている人 | 基礎・安定 | 攻撃力アップ |
※スピード・スピン・コントロールはヤサカ公式の相対性能値です。
| 項目 | マークV | 30° |
|---|---|---|
| 硬度 | 40~45° | 30~35° |
| スピード | 10 | 9 |
| スピン | 10 | 11 |
| コントロール | 10 | 11 |
| 打球感 | 標準 | ソフト |
| おすすめ | バランス | 安定性 |
※スピード・スピン・コントロールはヤサカ公式の相対性能値です。
どちらも柔らかめの方向性のモデルですが、タイプと得意分野が異なります。
| 項目 | 30° | HPSソフト |
|---|---|---|
| 硬度 | 30~35° | 35~40° |
| タイプ | 高弾性 | テンション |
| スピード | 9 | 11 |
| スピン | 11 | 10 |
| コントロール | 11 | 10 |
| 方向性 | 安定性 | 反発+扱いやすさ |
| おすすめ | 初心者・安定重視 | 攻撃型オールラウンド |
数値はヤサカ公式の相対性能値です。
| モデル | 特徴 |
|---|---|
| AD | マークVらしい使いやすさを重視 |
| XS | 微粘着性を持ちながら弾性を重視 |
※AD・XSはヤサカ公式の相対性能値(スピード・スピン・コントロール)が明記されていないため、当ページで確認できる範囲の特徴に限定して記載しています。
※フォア・バック適性はスポンジ硬度、弾み、記事内の性能特性をもとにした編集部の目安です。
| レベル | おすすめ |
|---|---|
| 初心者 | マークV / 30° |
| 初級~中級 | マークV / HPSソフト |
| 中級者 | HPS / M2 |
| 攻撃型上級者 | HPS / M2 |
| 安定重視 | 30° |
| 微粘着系を試したい | AD / XS |
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 初心者 | マークV / 30° |
| 安定性 | 30° |
| バランス | マークV |
| パワー | M2 |
| 現代的な反発 | HPS |
| 反発+扱いやすさ | HPSソフト |
| 微粘着 | AD / XS |
※いずれも卓球99.com編集部による目安です。
マークVを使っていて「もう少しボールのスピードが欲しい」「強く振ったときの威力を上げたい」と感じるようになったら、HPSはステップアップの候補になります。HPSはマークVのシートをベースにHPSを搭載し、スピード12とマークVの10を上回る性能値が設定されています。
これらを感じたら、マークVを検討してみてください。「高性能=誰にでも上位互換」というわけではありません。
| 現在 | 次の候補 | 理由 |
|---|---|---|
| マークV | HPSソフト | もう少し弾みが欲しい |
| マークV | HPS | 威力を上げたい |
| 30° | HPSソフト | 柔らかさを保ちつつ反発を上げたい |
| M2 | HPS | 硬さを抑えつつ現代的な反発へ |
マークVのコントロール性を維持しつつ、より弾み・回転・スピードを求める場合は、テンション系ラバーへの移行が候補になります。ヤサカのテンション系ラバーの中では、エクステンド徹底比較ページで、マークVから移行しやすいスタンダードなテンションラバー「エクステンド」「エクステンドHS」を比較しています。
まず基準にしたい、初めての1枚なら「マークV」。硬めでパワフルに打ちたいなら「M2」。柔らかくコントロール重視なら「30°」。微粘着の変化がほしいなら「AD」か「XS」。現代的なテンションの威力がほしいなら「HPS」か「HPSソフト」がおすすめです。
マークVは天然ゴム主体の高弾性ラバー、HPSは新開発のハイブリッドパワースポンジを搭載したテンション系ラバーです。ヤサカ公式の相対性能値ではスピードがマークV10に対しHPS12と上回りますが、スピン・コントロールは同じ10です。マークVの扱いやすさを残しつつ、より高い反発力を求める方にはHPSが向いています。詳しい比較は本文の「マークVとHPSの違い」もご覧ください。
マークVは硬度40~45度のバランス型、30°は硬度30~35度とより柔らかく、コントロールと球持ちの良さを追求したモデルです。ヤサカ公式の相対性能値ではスピードがマークV10・30°9とやや控えめな一方、スピン・コントロールは30°の方がそれぞれ11と高くなっています。安定性やコントロールを重視するなら30°が候補になります。
マークV M2は、通常のマークVより硬いスポンジを採用し、より速い球離れを求める選手向けのモデルです。マークVの扱いやすさよりも、強いインパクトでのスピードや直線的な打球を重視するならM2が候補になります。
より高い威力を求めるなら「HPS」(硬度40~45度)。ブロックやミートなどの安定性、扱いやすさを重視するなら「HPS ソフト」(硬度35~40度)がおすすめです。
ADはマークVらしい使いやすさを重視したモデル、XSは微粘着性を持ちながら弾性を重視したモデルです。どちらも微粘着性シートを採用しており、純粋な粘着ラバーほどの回転量は求めないものの、粘着ラバー特有の変化やコントロール性を活かしたい選手におすすめです。なお、両モデルはヤサカ公式の相対性能値が明記されていないため、詳細な数値比較はできません。
マークVシリーズは、非テンション系の中でも特に扱いやすく、基礎技術習得に最適なラバーとして評価されています。特に無印の「マークV」や「30°」は初心者向けの定番として人気です。ただし、現代の弾みの強いラバーと比べると威力は控えめなため、中級者になったタイミングでテンションラバーへの移行を検討する選手も多くいます。
フォアで威力を出したい場合はM2やHPSが候補になります。バックで安定して使いたい場合は30°やHPSソフトが候補になり、マークV自体はフォア・バックどちらでもバランスよく使えるモデルです。スポンジ硬度・弾み・記事内の性能特性をもとにした編集部の目安です。
マークVを使っていて「もう少しボールのスピードが欲しい」「強く振ったときの威力を上げたい」と感じるようになったら、HPSはステップアップの候補になります。HPSはマークVのシートをベースにHPSを搭載し、スピード12とマークVの10を上回る性能値が設定されています。
マークVは1969年発売のロングセラーモデルですが、長く販売されていることと、現在の卓球で使えないことは別です。現代のテンションラバーと比べて反発力は控えめですが、スピード・スピン・コントロールをバランスよく身につけたい選手には今でも選択肢になります。
ラバーの寿命は使用頻度、練習時間、保管状態などによって変わるため、一律に何ヶ月とは言えません。表面のグリップ力が落ちたり、以前よりボールが滑るように感じたりした場合は、交換を検討してください。
実際にマークVシリーズを購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。
昔からずっと使ってます。
このラバーになってから調子よく年齢別の地域の大会でも優勝できました。ドライブもよく入り、カットもよく入ります。みんなからはあまり良いラバーと言われませんが、私には最高のラバーです。
2019年2月21日
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気になるモデルが見つかったら、卓球99.comの通販ページからご注文いただけます。
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