ライガン ― 安定性・コントロール重視のハイブリッドエナジー型
柔らかめのシートとスポンジの組み合わせによる高いグリップ力で、幅広いボールに対して安定した打球をしやすいのが特徴です。安定したドライブが持ち味で、中陣からのラリーが多い選手に向いています。比較的軽量なラバーのため、パワーに自信がない選手でも振り遅れることなくドライブを打てます。
初めてテンション系ラバーを使う方や、高価格帯のテンションラバーより購入しやすい価格帯で、テンション系の反発力を試したい方にも候補になります。
最終更新日: 2026年8月
「ライガン」は、ヤサカが2018年に発売した安定性・コントロール重視のハイブリッドエナジー型裏ソフトラバーです。天然ゴムを主体としたトップシートが安定したスピンを生み出し、高い食い込みと弾力を持つ独自の「RIGANスポンジ」との相乗効果により、安定した放物線を描く打球をしやすくします。分類的にはラクザシリーズと同じテンション系ラバーですが、より柔らかめのシートとスポンジで扱いやすさを重視しているのが特徴です。翌2019年には、スピン性能を高めた兄弟ラバー「ライガンスピン」も登場しました。このページでは、この2種類を徹底比較します。
要点だけ先に:「ライガン」=安定性・コントロール重視、「ライガンスピン」=安定性を保ちながらスピン性能を高めたモデル。この2行を軸に読み進めていただくと分かりやすくなっています。
| こんな人 | おすすめ |
|---|---|
| 安定性を重視したい | ライガン |
| コントロール重視 | ライガン |
| 中陣でラリーすることが多い | ライガン |
| 初めてテンション系を使う | ライガン |
| 柔らかめの打球感が好き | ライガン |
| ライガンより回転が欲しい | ライガンスピン |
| 前陣でプレーすることが多い | ライガンスピン |
| ドライブの回転量を重視 | ライガンスピン |
| サーブ・ツッツキでも回転をかけたい | ライガンスピン |
| ライガンからステップアップしたい | ライガンスピン |
※卓球99.com編集部による用途別分類です。
| 商品名 | スピード | スピン | コントロール | スポンジ硬度 | 価格(税込) | 特徴 | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| ライガン | 10 | 12 | 11 | 40~45° | 3,003円 | 安定性・コントロール重視のハイブリッドエナジー型 | 商品詳細 |
| ライガンスピン | 10 | 13 | 11 | 40~45° | 3,146円 | 安定性を保ちながらスピン性能を高めたモデル | 商品詳細 |
※スピード・スピン・コントロールはヤサカ公式発表の「マークVを10とした場合の性能値」であり、他社ラバーと比較した絶対値ではありません。スポンジ硬度はメーカー公表値です。価格はta999.comの実際の販売価格です(セール等により変動する場合があります)。
| 比較項目 | ライガン | ライガンスピン |
|---|---|---|
| コンセプト | 安定性・コントロール重視 | 安定性を保ちつつスピン重視 |
| スピード | 10 | 10 |
| スピン | 12 | 13 |
| コントロール | 11 | 11 |
| 硬度 | 40~45° | 40~45° |
| 打球感 | 柔らかめ・扱いやすい | 同じ硬度で回転重視 |
| 向くプレー | 安定したラリー向き | 回転を重視した攻撃向き |
| おすすめ | 初めてのテンション系 | ライガンからのステップアップ |
硬度はどちらも40~45度で共通のため、「硬度で選ぶ必要はほぼない」ラバーです。2機種で迷った場合は、安定性を重視するか回転性能を重視するかで選ぶと分かりやすくなります。
※コンセプト・打球感・向くプレー・おすすめは、卓球99.com編集部が公表スペック等をもとに判断した目安評価です。メーカー公表の実測値ではありません。
ライガンスピンは「硬くしてパワーを上げたライガン」ではありません。ライガンと同じRIGANスポンジ・同じ硬度(40~45度)を採用しながら、トップシートの粒形状を変更することで、より強い回転を狙ったモデルです。硬度による違いがない以上、2モデルの違いを理解するカギは「粒形状の違い」にあります。
ライガンスピンでは、粒形状を変更することで強打時のエネルギーロスを抑え、ライガンよりスピン性能を高めています。ただし、「粒が大きいラバーは必ず回転が増える」という一般論に広げられるものではなく、あくまでライガンスピンにおけるメーカー設計上の工夫として捉えてください。
ライガンの核心技術は「ハイブリッドエナジー」です。ひとことで言えば、「しっかりボールをつかむ感覚」と「テンション系の弾み」を両立させるためのライガンの特徴的な設計のことです。具体的には、天然ゴム主体の高弾性ラバーが持つグリップ力(ボールを掴む感覚)と、テンション系ラバーが持つ反発力を組み合わせた技術で、打球時のエネルギーロスを抑え、プレイヤーのスイングパワーを効率よくボールに伝えます。ラクザシリーズよりも柔らかめのシートとスポンジを採用することで、特に初中級者にとってコントロールしやすい性能を実現しました。
2018年2月の発売から高い評価を得たライガンに続き、2019年10月に登場したのが「ライガンスピン」です。ライガンと同じRIGANスポンジを同じ硬度で使用しながら、トップシートの粒形状をライガンよりも大きく、密度も高くすることで、強打でのエネルギーロスを抑えました。ライガン譲りの高いコントロール性能を持ちながら、強打時にはより強い回転を狙って設計されています。
柔らかめのシートとスポンジの組み合わせによる高いグリップ力で、幅広いボールに対して安定した打球をしやすいのが特徴です。安定したドライブが持ち味で、中陣からのラリーが多い選手に向いています。比較的軽量なラバーのため、パワーに自信がない選手でも振り遅れることなくドライブを打てます。
初めてテンション系ラバーを使う方や、高価格帯のテンションラバーより購入しやすい価格帯で、テンション系の反発力を試したい方にも候補になります。
ライガンと同じRIGANスポンジ・同じ硬度を採用しながら、トップシートの粒形状を大きくすることで、回転性能を高めたモデルです。公式のスピード性能値はライガンと同じ10ですが、打球時には回転を重視した設計になっています。「スピードそのものが上がった」というより、同程度のスピード性能を維持しながら、回転性能を高めたと説明する方が正確です。安定性を維持しながらも、シートで擦るドライブ・食い込ませて打つドライブともにライガンより回転がかかります。前陣で回転量を重視した攻撃をしたい選手には候補になります。
「ライガンの柔らかさは好きだけど、もっと回転をかけたい」と感じている方のステップアップ先としても選ばれています。サーブでの変化も実感しやすく、トップシートのグリップ力の高さが活きる場面が多いラバーです。
結論は「まずはライガン」という整理が自然です。理由は、スピン性能差が1ポイントであること、コントロールが同じ11であること、ライガンのコンセプトが安定性重視であること、そして初めてなら性能がシンプルなモデルの方が扱いやすいことにあります。ただし、回転を積極的にかけることを重視する初心者・初中級者であれば、ライガンスピンも候補になります。
| レベル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 初心者 | ライガン | 安定性・扱いやすさ |
| 初級~中級 | ライガン | コントロール重視 |
| 初級~中級・回転重視 | ライガンスピン | スピン性能 |
| 中級者 | ライガンスピン | 回転を活かした攻撃 |
| 上級者 | プレースタイル次第 | 特性を理解して選択 |
※レベル別のおすすめは卓球99.com編集部評価です。
| 目的 | おすすめ |
|---|---|
| 安定性重視 | ライガン |
| コントロール重視 | ライガン |
| 初めてのテンション | ライガン |
| 回転量重視 | ライガンスピン |
| ドライブ重視 | ライガンスピン |
| サーブ・台上の回転 | ライガンスピン |
| ライガンからステップアップ | ライガンスピン |
| 硬度で選びたい | ほぼ差なし |
※卓球99.com編集部による目的別分類です。
| 今の悩み | 乗り換え |
|---|---|
| ライガンでもっと回転が欲しい | ライガンスピン |
| ドライブの回転量を上げたい | ライガンスピン |
| サーブをもっと切りたい | ライガンスピン |
| ライガンの安定性が気に入っている | ライガン継続 |
| ライガンより速くしたい | 別の高速系ラバーも検討 |
※ライガンスピン=万能な上位互換ではありません。安定性が気に入っている場合はライガンの継続も選択肢です。
ライガン:
ライガンスピン:
ライガン:
ライガンスピン:
※フォア・バック別の適性は卓球99.com編集部によるプレースタイル別評価です。メーカーが公表している数値ではありません。
ライガンはラクザシリーズと同じテンション系ラバーで、ライガンはラクザよりも柔らかめのシートとスポンジを採用しています。ただし、ラクザには複数のモデルがあるため、「ラクザシリーズ全体」と一括りに比較することはできません。むしろ、ライガンは「テンション系ラバーを使いたいが、扱いやすさを重視したい人」の選択肢として位置づけると分かりやすいでしょう。ラクザシリーズの詳しい比較はラクザ徹底比較ページもあわせてご覧ください。
| 商品名 | 価格(税込) |
|---|---|
| ライガン | 3,003円 |
| ライガンスピン | 3,146円 |
※価格はta999.comの実売価格で変動します。
価格だけでなく、テンション系ラバーとしての扱いやすさとのバランスを見ると、初めてテンション系を試す選手にも検討しやすい価格帯です。
ヤサカ契約選手による使用実績が確認できます。
用具は選手のコンディションによって変更されることがあるため、あくまで参考情報としてご覧ください。
公式性能値ではスピード10・コントロール11が共通で、異なるのはスピンのみ(ライガン12・ライガンスピン13)です。スポンジ硬度も両方40~45度で共通しています。違いを生んでいるのはスポンジの硬さではなく、トップシートの粒形状です。ライガンスピンは粒を大きく、密度も高くすることで強打時のエネルギーロスを抑え、回転性能を高めています。ライガン=安定性・コントロール重視、ライガンスピン=安定性を保ちながらスピン性能を高めたモデル、と考えると分かりやすいでしょう。
安定性やコントロールを重視したい方、中陣でのラリーが多い方、初めてテンション系ラバーを使う方には「ライガン」。ライガンより回転量が欲しい方、前陣でのプレーが多い方、サーブやツッツキでも回転をかけたい方には「ライガンスピン」がおすすめです。
ライガンは、初めてテンション系ラバーを使う選手の候補になります。柔らかめのシートとスポンジによる扱いやすさと、テンション系らしい反発力を両立しているためです。ただし、完全な初心者で「まずはボールを安定して入れること」を最優先する場合は、よりコントロール重視のラバーと比較して選ぶといいでしょう。ライガンとライガンスピンで迷う初心者の方には、スピン性能差が1ポイントであること、コントロールが同じ11であることから、まずはライガンから試すのが自然な選び方です。回転を積極的にかけることを重視する初心者・初中級者であれば、ライガンスピンも候補になります。
使用できます。ライガンと同じ硬度のスポンジを採用しているため、極端に扱いにくくなるわけではありません。ただし、ライガンよりも回転性能を重視した設計のため、ラリーの安定感を最優先したい初心者には、まずはライガンをおすすめします。
はい。ライガンとライガンスピンは、どちらもスポンジ硬度40~45度で、硬度による違いはありません。したがって、2種で迷った場合は「硬い・柔らかい」ではなく、安定性を重視するか、回転性能を重視するかで選ぶと分かりやすいでしょう。
一概に「上位モデル」と考えるより、方向性の異なる兄弟モデルと考えるのがおすすめです。公式性能値ではスピード10・コントロール11は共通し、スピンのみライガンスピンが12から13へ高く設定されています。安定性を優先するならライガン、回転性能を優先するならライガンスピンが候補です。
ライガンより回転を増やしたい、ドライブの回転量を上げたい、サーブをもっと切りたいという場合は、ライガンスピンへの乗り換えが候補になります。一方、ライガンの安定性が気に入っている場合はライガンを継続する、さらにスピードを求める場合は別の高速系ラバーを検討するなど、ライガンスピンは万能な上位互換ではない点に注意してください。
ラクザシリーズと同じテンション系ラバーですが、ライガンはより柔らかめのシートとスポンジを採用しており、扱いやすさを重視した設計です。ラクザシリーズには複数のモデルがあるため一括りにはできませんが、ライガンは「テンション系を使いたいが、扱いやすさを重視したい人」の選択肢と位置づけられます。詳しい比較は本文の「ライガンとラクザの違い」もご覧ください。
ライガンは安定重視で中陣ドライブ、パワーに自信がない方に向いています。ライガンスピンは回転重視で前陣ドライブ、サーブから3球目攻撃に向いています。バックでは、ライガンはブロックや安定したバックドライブ・台上に、ライガンスピンはチキータやバックドライブでの回転量重視に向いています(卓球99.com編集部によるプレースタイル別評価です)。
練習量、ボール、保管方法、クリーナー使用の有無などによって大きく変わるため、「〇カ月で交換」と一律に言うことはできません。グリップ力の低下、表面の光沢・摩耗、ボールが滑る感覚、ドライブ時の回転量低下などが見られたら、交換を検討するサインです。
実際にライガンシリーズを購入されたお客様からの口コミを一部ご紹介します。
ライガンスピンの性能と価格
やばす!性能も半端ないし、価格もちょーやすい。他のメーカーのラバーがこんなふうになればどれだけ嬉しいことか。もっと安なれ!
2019年9月24日
商品詳細を見る安くて性能が高いライガン
卓球99さんのラバー貼りつけのページを見て予習してから行いました。意外と簡単でした。近くのスポーツ用品店で定価のラバーを買ってたのですが、高かったので自分でやってみて今度から自分でラバー貼りします。卓…
2019年1月9日
商品詳細を見るライガンレビュー
ペン単板で使っています。ラバーは柔らかく安定感が良い。ショート求めやすく、ツッツキも切れ、逆に切れやすいでミスをする場面さえも。最近の有名なラバーは手が出しにくい価格なので、この価格でこのラバーという…
2018年12月25日
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ライガンやライガンスピンの性能に慣れて、次のラバーを検討したくなったときの選択肢です。プレースタイルの変化に合わせて、以下のようなステップアップ先が考えられます。
ラクザシリーズを検討してみてください。
マークV系も選択肢になります。
エクステンドもあわせてご覧ください。
※これは「必ずこの順番で移行すべき」という意味ではなく、ラバー選びの一例です。
気になるモデルが見つかったら、卓球99.comの通販ページからご注文いただけます。
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